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執筆者の写真良太 小宮

え、俺の足(非麻痺)、鈍くない?



脳卒中による麻痺で、感覚が障害されると


触った感覚や、関節が動いた感覚


脳の障害の部位によっては、これらが障害されてしまうことがあります


そして、麻痺が起こっていないはずの、反対側の感覚まで鈍くなっていることがあります。


それはなぜでしょうか?


そのポイントは、


カラダの使い方です。



少し話はそれますが、


楽器


例えば、ピアノや弦楽器など


指の細かい動きが必要とされる職業の方は、


しばらく楽器から離れてしまうと


指の感覚が変わってしまう


と言います。


繊細な感覚を求められるような仕事では、


数日その感覚から遠ざかってしまうだけで、カラダの感覚に変化が生じてしまうようです


私は音符も読めませんので、その感覚は到底わかり兼ねますが、


これは麻痺の方も同じです。



ピアニストほど細かい動きを求められないために、


その感覚の変化はとてもわかりにくくなっています。



使用頻度に依存して、


感覚は強化もされれば、


弱化もする


ということ。


つまり、私が言いたいのは、麻痺に関係なく、感覚は変化するということです。



そして、もっとポジティブに捉えると、


感覚は変化しやすい


麻痺の感覚も変化しやすいかもしれません



ただし、使用頻度への依存します


つまり、麻痺の手や足でもたくさん使っていけば、変化する可能性がある


飛躍しすぎですかね。



じゃ、毎日歩いていればいいの?


じゃ、毎日、手を使っていればいいの?



すみません。


これでは感覚は変わらないと思っています。


なぜか?



本来感じるべき感覚



実際感じた感覚の誤差


が必要だと私は考えるからです。


ピアニストの手の感覚から考えると、


鍵盤を踊り、走るように指が動いていく


この感覚、理想とする感覚があり、


今がどうか?


この感覚の誤差が、更なる感覚の変化につながっていくのです。




目的地を知り、


今いる場所がわかっているから、


道を調べることができます。



ただ、トレーニング、練習をすることから卒業しましょう。


その反復をさらに効果的なものにするために、感覚を養いましょう!


まずは麻痺の無い手や足を先生にして、どんな感覚であるべきかを知りましょう!


そして、麻痺の手足の今を知りましょう!!


その上で、ひたすら感覚を研ぎ澄ませていきましょう!!



「できない」を背負っている人を、ゼロに。

片麻痺専門トレーニングジム

ラクシオン.


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